遠隔画像診断システムで撮られた画像というのは、患者個人のプライバシーの保護ができていることを前提として、過去の画像データを詳細に分析することで、見ることを可能にしたシステムということもいえます。
これはどういうことかというと、診断の難しかった映像でのデータをノウハウという形で蓄積ができ、それを再分析することでよりよい治療方法の可能性も探れる最大のメリットがあります。
また、このデータ自体は全国の医師の間で、共有化することができることでもあり、全国にいる医師自身の技術力の底上げにもつながるもので、地方や都市部での技術的な格差をなくすことも可能にしている画期的なシステムでもあります。
その活用方法は、これからいろいろな方向で使われることで、どんどん進化をしていくでしょう。
